ところでタンパを訪ねるのならば、普通の人はその目的地は近くの街オーランドにあるディズニー・ワールドでしょう。
我々の世代は小学校の時代、1958年から始まった「ディズニーランド」というディズニー制作のTV番組があり、金曜日の夜8時からはそれを見るのがいつもの事でした。今でも覚えているのはロサンジェルスのディズニーランドが出来上がるまでのドキュメンタリーがあった事でしたし、同じ時代には映画のスクリーンで白雪姫やティンカーベルと出会いました。
ですから初めてロサンジェルスを訪れた1981年にはオレンジ・カウンティのフィリップ・ジョンソン設計のガラスの教会を見たその日に、当然のようにディズニーランドを訪ねました。夜のエレクトリカル・パレードや帰り道のガーデン・グローブ・フリーウェイから見た花火は、ディズニーランドが小学校の時に思っていたような子供の遊園地の大きなものではなく、都市規模での一つのイベントでもあるような「出来事」なのだと思ったのでした。
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